引越しに伴うアンペアやヘルツ、ボルト数が違っても大丈夫?

引越しに伴って電力や電圧、ワット数などの違いを把握する

 

引越しで新居に冷蔵庫を持っていく際に、最も注意して確認すべきなのはアンペア数の違いです。

 

 

アンペアとは電力の強さを表す単位であり、冷蔵庫の場合にはおよそ2.5アンペアを使用することが一般的です。

 

 

これらの容量総数はエアコンやテレビなど、その他の家電も含めて合計の使用量を計算していきます。

 

 

もし、仮に、旧居では40アンペア、新居で契約する総アンペアが仮に30アンペアだった場合、この数値を超えるとブレーカーが落ち、冷蔵庫をはじめとする家電全てを使用できなくなってしまいます。

 

 

例えば、冷蔵庫を除く家電で既に29アンペアを使っているとすれば、冷蔵庫の2.5アンペアが追加された瞬間にブレーカーが落ちてしまいます。

 

 

 

もし、容量が少ない場合は、総アンペア数の変更を電気会社に申し入れれば大丈夫ですが、それに伴って電気代の基本料金も上昇します。

 

 

一例として東京電力の場合には、30アンペアの基本料金は月額842円ですが、40アンペアに上げると月額1,123円になります。

 

 

 

次にヘルツ(Hz)に関する問題ですが、日本国内では東日本が50Hz、西日本が60Hzと分かれています。

 

 

例えば、北海道から沖縄に引っ越す場合には、50Hzから60Hzに変化するため、Hz交換が必要となる家電があります。

 

 

しかし、現在販売されている冷蔵庫の大半が「ヘルツフリー」と呼ばれるどちらにも対応可能な製品であるため、特に心配する必要はありません。

 

※例外として扇風機や、電子レンジ、照明などの家電でヘルツが異なる場合があります。

 

 

 

また、ボルト数に関しては一般の家庭向けに販売されている冷蔵庫の電圧は100Vであり、家庭内でよく見かける2つ穴タイプのコンセントにのみ対応しています。

 

 

しかし、設置する場所のコンセントが3つ穴タイプの200Vという問題が稀に発生します。

 

 

この状態のままでは冷蔵庫のプラグをコンセントに差し込むことができないので、事前に工事を受けてコンセントを交換してもらいましょう。

 

※補足として、海外製の冷蔵庫は元々の電圧が違うため、使用する場合は変圧器が必要です。

 

 

 

最後に、冷蔵庫の電気代は、ワット数(kWh)を見ることで簡単に計算することが可能です。

 

 

例えば年間消費電力が300kWhの冷蔵庫の場合、300kWh×1kWhあたりの電気料金が年間の電気代ということになります。

 

 

つまり1kWhあたりの電気代が26円という場合には、300kWh×26円で7,800円が年間の電気代の目安になります。

 

 

近年では冷蔵庫の省エネ化が加速しており、10年前の旧型製品と比較して、新型製品が消費するワット数は半分以下にまで抑えられることが多くなりました。

 

 

現在の年間消費電力が600kWhの冷蔵庫から300kWhの冷蔵庫に買い替えるだけで年間7,800円、月額に換算して650円もの節約に繋げることができるのです。

 

 

上記をかんたんにまとめますと、

 

  • (A)引越し先の総アンペア数が少ない場合は、変更しないとブレーカーが落ちます。
  • (Hz)ヘルツ数は冷蔵庫に関しては気にする必要がありません。
  • (V)ボルト数は100Vのため、コンセントの方を確認して下さい。(海外製の家電は、変圧器が必要です。)
  • (W)ワット数は消費電力のため、少ない方が電気代が安く済みます。

 

冷蔵庫だけでなく他の家電を利用する場合でも参考にして下さい。