正しい冷蔵庫内の霜取り方法

旧式の冷蔵庫を引越しされる時には、作業時に霜が溶けだし他の荷物を水浸しにしてしまう前に
霜取りをしっかりと行わなければいけません。

 

 

また、冷蔵庫の霜取りは間違えると冷蔵庫の故障に繋がってしまう恐れがありますので、正しい知識のもとで作業を行う事に気を付けて下さい。

 

 

 

まず用意するものを確認しましょう。

 

  • 厚めで吸水性のあるタオル
  • 霜を剥がすためのヘラ、またはタオル
  • 冷蔵庫の中身を避難させるためのアイスボックス

 

 

ヘラはホームセンターや100円ショップなどで販売されているのりを伸ばすためのプラスチック製のヘラなどで十分です。

 

 

  1. この作業の間は冷蔵庫の下などに水滴が滴ってきてしまいますので、厚めで吸水性のあるタオルを冷蔵庫の周辺に敷きます。
  2. 中に入っている物を保冷材の入っているアイスボックスなどに収納し、涼しいところに保管します。
  3. お使いの冷蔵庫には霜取りモードという機能は搭載されていますか?それがあればその機能をONにし、なければ冷蔵庫の電源をOFFにします。
  4. 冷蔵庫の扉を全開にし、しばらくの間そのままにします。
  5. 溶けてきたらヘラ、タオルを使って霜を取り除きます。
  6. 最後に中に残った水滴などをタオルで拭けば完了です。

 

霜が溶けるまでの間の時間は季節によって異なりますが、大体1、2時間ほど掛ります。
それ以降の作業は難しいものではありませんので、30分以内と見越してください。

 

 

霜が溶けるまで待てないというせっかちな方がいらっしゃいますが、そこでドライヤーなどを利用すると冷蔵庫が破損する危険性があります。

 

同様に鋭利な刃物などで霜を削ることも冷蔵庫に傷ができたり、穴が空いてしまったりしてしまいます。自然に解凍されるのを待つことが無難です。

 

 

 

 

さてこの機会に、たまりにたまった霜取りを行ってしまえば、引越し先で庫内がなかなか冷えないといった事態の解消にもつながります。

 

霜の厚みが増してきますと重みも並行して増しますので、扉の閉まりが悪くなり、冷蔵物が凍りにくくなるといったデメリットしかないのでチャレンジしてみてください。

 

ちなみにですが、新しい冷蔵庫の場合は自動霜取り機能が付いていますので上記の方法は必要ありませんが、水抜きだけは確認しておいて下さい。