冷蔵庫が引越し先で入らないトラブル防止
引越し先に冷蔵庫が入るか心配なのですが・・・・
冷蔵庫だけでなく、大型家具や家電になると搬入経路の幅の確認が必要になります。
サイズを測る箇所は、
- 引越しする大型荷物の縦・横・高さ
- 玄関幅
- 廊下幅
- 階段幅
荷物に対し、サイズ幅がプラス10p〜20p程度の余裕があれば搬入可能です。
必ず入口のドアを開けた状態でサイズを計り、ドアノブが引っかからないか、天井の高さは問題ないかの確認も必要です。
また、エレベーター設置であれば、大きさや最大重量を調べる作業も必須です。
心配なので、引越し業者に見てもらいたいのですが・・・・
残念ながら、業者は搬入先の建物や立地条件まで見に行きません。
(依頼することも可能ですが、下見料が別途かかってしまいます。)
こういったトラブルを回避するために、引越し業者との打ち合わせを事前にぜひお役立てください。
引越し先まで運んだけど、搬入できなかった場合の対処法
大丈夫と思い運んだけど、結局入らなかったんですが・・・
現地で搬入不可と分かった場合の対処法は、
- 他の窓から搬入する
- 2階の場合は、クレーン車や人力吊り作業で搬入する
- 処分する
の3つしか選択肢はありません。
他の窓から搬入する
玄関や廊下を通せない、また設置部屋のドアに引っ掛かり入らない場合は、設置部屋の窓を外す、または、ドアを外し搬入することが可能です。
2階以上の部屋に設置の場合
一軒家でかつ二階に冷蔵庫を設置する場合で、階段での搬入が無理な場合は、人力吊り作業やクレーンの付いたトラックで搬入します。
(人力吊り作業は2階まで)
マンションでエレベーターへの積載や階段での運搬が無理な場合は、同じくクレーンによる吊り作業が必須になります。
(クレーン車は、最高でも3階まで)
4階以上の高さになると大型クレーンが必要になり、立地条件(地盤が緩くないか)や道路幅(車体+車体を固定する足)まで必要なため現実的には無理です。
引越し先の建物の詳細については、GoogleMapやグーグルストリートビューなどを利用し、道路幅や建物の確認を行ってもらう方法が便利です。
また、吊り作業にかかる費用はオプション費と加算されたり、サービスでやってくれたりとマチマチのため各社の見積もり比較が重要です。
搬入不可時は処分する
もし、引越し業者でも搬入が無理な場合は、製造より5年以内なら買取も可能なので、売却し新しい冷蔵庫を家電店側で設置してもらうといった思い切った判断も必要になります。
無理矢理にでも搬入してしまうと、搬出する時も同じ条件同じ費用がかかってしまうからです。
当然、処分する事になると、現地まで冷蔵庫を運んだ運賃も余計にかかってしまっているため一番もったいないですね。
引越し先に冷蔵庫が入らないというトラブルを回避するために、また対応や相談にも親身になってくれる業者を探すためにも、必ず専門業者での複数見積もりを事前に取られる事をお勧め致します。